今は二人で話してたんだから気ぃつかえよ あまつさえ花崎さんの肩に触れている手にすらイラついてしまう始末。 「美術の時間にね、少し話すの」 口を開いた花崎さんの唇の動きを無意識に追ってしまう。 「へぇーーー」 いたずらが思いついたような顔をする莉奈を無視して花崎さんだけを視界にいれた。 「で、どうかな?」 「あ、えーと、、、」 言葉を濁らせる花崎さんに心臓が暴れだす。 え、迷惑だった? 距離が縮まってるって思ってたのは俺だけ? 俺、これミスった?