スプリングの軋む音。



目の前にいる名前も知らない女は

何度も俺の名前を呼ぶ。



この時間だけは自分が必要とされている気がした。


俺の下で鳴いて喜ぶこの女たちに愛情をもらえてると思っていたんだ。


だから、何度も何度も夜に外に出てはその行為を繰り返した。



中学生にしてはかなり汚れていたと思う。