ドキドキと、鼓動がはやくなる。
つないだ手が、ほおにふれてる手が熱くて、世界で2人きりになったみたいに、唯央くんしか目に入らなかった。
「…ファーストキス、いま、やり直してもいい?」
「…」
男の子の顔をした唯央くんに、ドキドキが止まらない。
私は、コクンと、出ない言葉の代わりに、うなずきで答えた。
唯央くんの目がとろけるように細められて、まぶたが閉じる。
ドクンドクンと大きな鼓動を聞きながら、私も目をつむると…一呼吸したあとに、唇がかさなった。
ドッ、ドッ、ドッと、鼓動が限界まではやくなる。
頭がクラクラするほど体温が上がって、つないだ手をギュッと握った。
すると、おなじように握り返される。
そんな瞬間だった。
つないだ手が、ほおにふれてる手が熱くて、世界で2人きりになったみたいに、唯央くんしか目に入らなかった。
「…ファーストキス、いま、やり直してもいい?」
「…」
男の子の顔をした唯央くんに、ドキドキが止まらない。
私は、コクンと、出ない言葉の代わりに、うなずきで答えた。
唯央くんの目がとろけるように細められて、まぶたが閉じる。
ドクンドクンと大きな鼓動を聞きながら、私も目をつむると…一呼吸したあとに、唇がかさなった。
ドッ、ドッ、ドッと、鼓動が限界まではやくなる。
頭がクラクラするほど体温が上がって、つないだ手をギュッと握った。
すると、おなじように握り返される。
そんな瞬間だった。



