【短】マッチングしたパートナーは、人気アイドルでした!?

 住む世界のちがいをひしひしと感じていると、唯央くんは「ねぇ」と手を下ろして、私に視線をもどした。




「よかったら俺、一緒に住んでもいい?」


「はいっ!?」


「ほら、せっかくパートナーになったんだし、帆風ちゃんとひんぱんに会いたいんだけど、俺仕事でいそがしくてさ」


「そ、それはそうだろうね…」




 大人気のアイドルだもの。

「だから」と唯央くんはニッコリ笑う。




「一緒に住んじゃえば、帆風ちゃんと毎日会えるでしょ?」


「で、で、でも、アイドルとふつうの女子高生が一つ屋根の下って!」


「変なことはしないよ。イチャイチャはしたいけど」


「イチャイチャっ…!」




 両手を顔のたかさに上げた唯央くんの言葉で、妄想がふくらんでしまう。


 ハグしたり、おはようって言い合ったり?

 パジャマ姿でご飯食べてる唯央くんも見れちゃうの…!?