転、生者。
私と、同じ…!?
レオくんはにこりと微笑んで、私の手を取る。
「お噂はかねがね、お聞きしていました。子供とは思えない、高い知能を持っていると…お嬢様も、私と同じ転生者なのではありませんか?」
「っ…う、うん…!」
「やはり…お会いできて嬉しいです。参じるのがこんなにも遅くなって、申し訳ございません」
取られた手がレオくんの口元へ運ばれて、唇が微かに、手の甲に触れた。
「あ、あなた、だれだったの!?わたしは、さかいこうこうの2ねんせいでっ、なまえは…!」
「…それは、秘密とさせてください」
「なんで!?」
「少々、恥ずかしいので。…けれど、同じ場所に生きていた者です。ご安心ください」
笑って私を見上げるレオくんは、スッと線を引いたような切れ長の瞳をしている。
長いまつ毛。
柔らかく弧を描いた薄い唇。



