【短】専属執事に溺愛されてます!

…本当に2人きりにされちゃった。




「…ねぇ、きみ、まだこどもなのに、どうしてしつじになんか、なったの?」


「傍でお仕えしたい方がいるのです。とても大切な」




仕方なく質問してみると、レオくんは微笑んだ。

長い前髪が黒い右目にかかっている。


そういえばこの子、黒髪黒目だ…!




「めずらしいいろだね」


「ご安心いただけましたか?」


「え?」




きょとんとすれば、レオくんは(ひざまず)いて私を見上げた。




「私の前世では、ありふれた色でした。お嬢様にとっても、見慣れた色ではありませんか?」


「…!ぜん、せ…?」




この子、何言ってるの…?




「はい。私はかつて、日本で生きていた――転生者です」


「!!」