【短】専属執事に溺愛されてます!



かぁっと顔が熱くなる。

頭がぐるぐるした。


結婚を前提にとか、飛ばしすぎだし…っ!

レオは、新原(しんばら)くんだったってこと!?

知り合いに片想いされてた事実だけでもびっくりなのに、こんなとこまで追いかけてきてくれて、守ってくれて…っ!




「幸せにするよ。どんな世界でも、1人にしない」


「っ…!」




和らいだ瞳が、優しく私を見つめる。


こんなの…っ!




「れっ、レオに負けないくらいっ、私もレオのこと好きだからっ!勘違いしないでよっ、私だってっ、異世界に行ってでもレオを守るからっ!」




一方通行なんかじゃない。

私だって、同じくらい重い女なんだから。


傍らのテーブルにグラスを置いて、差し出された手を取ると、レオは無邪気に笑った。




「ありがとう」




嬉しそうなその顔は、同い年にしか見えない。

でも、立ち上がって私の手の甲にキスした顔は大人びていた。