【短】専属執事に溺愛されてます!

「…そう。例えが悪いわね」


「はは、昔の自分には自信がなくて。…幸い、その人とは中学でも、高校でも、同じ学校に通うことができました」


「…」




まぁ、あるよね。そういうことも。




「ですが、その人は高校生のとき、私の目の前で亡くなりました。ショック死だと聞いています」


「そう…」


「随分と落ち込みました。学校にも行けなくなって。…けれど、ある日、天使が現れたんです」


「え?」




天使?

いきなり話がファンタジーになって頭が追い付かないんだけど。


いや、私達の現状も大分ファンタジーだけど。




「その人から聞きました。私の想い人は、異なる世界の神に気に入られて、命を摘まれたのだと」


「そ、それは酷い話ね…」