【短】専属執事に溺愛されてます!

何が起こったのかも分からないまま死んで、レオと出会って、やっとこの世界に馴染(なじ)めてきたと思ったのに…。

新しい人生を、受け入れられていたのに。


また、わけの分からない力に…?




「今の光は…!?お嬢様!」


「レ、オ…」




振り返ると、白いタキシードのような衣装を着たレオが、緑のアーチの下を走り抜けてくる。

あぁ、かっこいいな。

レオは、執事服以外も似合う。


そのとき、おじいさまの言葉が頭に浮かんだ。

暗闇に差した一筋の光へ手を伸ばすように、私は立ち上がって駆け出す。




「レオっ!」


「お嬢…っ」




様、とその口が動く前に、首に抱き着いて唇を重ねた。

レオの胸に飛び込んだ体を、温かい腕は包み込んで迎えてくれる。


私、レオが好きだよ。