【短】専属執事に溺愛されてます!

レオに告白されてる気分が、(ぬぐ)えないじゃん…っ!




「っ…」




震える手で3本のバラを受け取ると、レオは顔にはちみつを垂らしたように、甘く甘く微笑んだ。


…私の勘違いだよ。

これが、恋人に向けるような笑顔に見えるのは。

レオは私をからかってるだけなんだ…っ。




「きょ、今日はバラ風呂にするわっ!だから沢山摘んでっ、部屋に運んでっ!」


「かしこまりました、お嬢様」




どうしようもないドキドキをごまかすために叫べば、レオは胸に手を当てて、(うやうや)しく(こうべ)を垂れる。

気持ちを落ち着かせようと、バラを口元に持ってくると、濃厚でとろけるような甘い香りがして、頭がくらくらした。


この匂い、危険かも…。




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