【短】専属執事に溺愛されてます!



「バラの花言葉、ご存じですか?」


「あ、愛…とか、なんとかでしょっ」


「えぇ、(おおむ)ねそのような意味です。しかし、バラは本数によっても意味が変わるのが特徴でして」




レオは3本の赤いバラを持って、私の前に跪く。




「お嬢様はご存じですか?このバラの意味を」


「し、知らないっ」


「それはよかった」




にこりと笑って、レオは私にバラを差し出した。




「どうぞ、受け取ってください。…トゲは取ってあります」


「さ、3本だとっ、どういう意味なのっ!?」


「秘密です」




微笑んだまま、レオは私を見つめる。

差し出されたバラの赤さが、やけに目を惹いた。


この世界で花言葉図鑑とか、見たことないんだけどっ…!

どうやって調べればいいの!?

意味が分からないままじゃ…。