【短】専属執事に溺愛されてます!

「そうだね」




しれっと答えるレオにカチンと来て、クッションをどけながら前のめりになった。

傍らに立っているレオを下から睨みつけてやる。




「ほ、本当はレオが私と一緒に寝たいだけじゃないの!?お世話なんて一緒に寝てなくてもできるじゃん!」


「…」




レオは(まばた)きを1回、2回と繰り返すと、白い手袋を外して、ソファーに膝を乗せてきた。




「そうだって言ったら、リアは応えてくれる?」


「えっ?ちょ、ちょっと、近…!」


「俺のこと、ただの執事じゃなくて、1人の男として見れるなら、一緒に寝るの、やめてもいいよ。間違い、起こっちゃうもんね」




ソファーの背もたれに片手をついたレオは、左手で私の頬を撫でて見下ろすように笑う。

いつもの、優しいだけじゃない視線が、まるで知らない男の人に見つめられているようで、バクバクと鼓動が速くなっていった。