小憎たらしい…!
昔のレオは可愛げがあったのに!
6歳のときにレオと出会ってから、10年。
私は16歳に、4つ上だったレオは20歳になった。
転生者仲間として気楽に接していたからか、レオは執事のくせに、この通りの育ち方をしてしまって。
「おはよう、リア」
「おはようございます、お父様、お母様」
「ふふ…どうしたの?そんなに不満そうな顔をして」
「レオが私の言うことを聞かないのです」
「あらあら、そんなに膨れてはダメよ。デビュタントを控えたレディーなんだから、わがままもほどほどにね、リア」
どうして私がわがままを言った判定なの、お母様!
レオに引かれたイスに座って、カトラリーを持つと、お父様が穏やかに笑う。
「いつもありがとう、レオくん。君が来てから、リアはすっかり感情豊かになって…本当に、嬉しいよ」



