布団を被って顔の下半分を隠しながら、レオはチラッと私を見る。
し、執事…レオは執事…。
子供…レオは子供…。
うぅ~っ…!
「わ、わたしがおきたときっ、すぐおきないと、ゆるさないからっ!」
「…うん」
「レオはあっちむいて、ねてっ!こっちむいたらっ、ゆるさないっ!」
「分かった」
向こうを指さすと、私は布団を被ってレオに背中を向けた。
まさか、こんな展開になるなんて…っ!
もう、知らないっ!
レオは執事、レオは執事、レオは執事…!
私は呪文を唱えるように、心の中で延々と同じことを呟きながら、いつしか眠りに落ちていた。



