コンコン
「お嬢様、少しよろしいですか?」
「な、なに…?」
夜になってベッドに入ろうとしていたとき、上着とベストを脱いだ、シャツ姿のレオが部屋に入ってくる。
人に聞かれる恐れがある場所では敬語のまま、と言われて頷いたけど、日本人として、かしこまられるのにはやっぱり慣れない…。
「寝る前に、ごめんね。その…夜の間も、リアのお世話をさせてもらえないかな」
「え…い、いいけど」
なんで頬を赤くするの、と私までつられて赤面しながら頷いた。
でも、夜の間って、寝るだけだよ…?
「よかった」
レオは赤みの残った顔で微笑むと、私とは反対の方からベッドに登る。
「え!?なにしてるの!?いっしょにねるき!?」
「うん」



