【短】専属執事に溺愛されてます!

私はスコーンを手に持ったまま、ぽかんと、レオを見つめる。




「しつじにしておくには、もったいない…」


「この世界では、執事が俺の適職だと思う。…俺はリアの執事だから、これからも遠慮なく使ってね」




小首を(かし)げて微笑まれ、じゅわりと頬が熱くなった。

最初はぼーっとしてたから受け流せたけど、そんなに整った顔で笑うのは反則だって!!




「ひとりで食べたいからっ、どっかいってっ!」


「ごめん。それは無理。リアの傍にいたいんだ」


「なっ!?じゃあおはなでも、つんできてっ!」


「…分かった」




目を伏せたレオを追い出せて、ひと心地つく、はずが…。

さっきと同様に、すぐお花を持って戻って来たレオを見て、私は「なんでっ!?」と叫んでいた。


子供執事とかありえないと思ってたけど、今はレオを雇った両親の考えが分かる。

この執事、優秀すぎるっ!