【短】専属執事に溺愛されてます!

右手にティーポット、左手にソーサーを持って紅茶を注いだレオは、ソーサーをテーブルに置くと、砂糖とミルクを混ぜた。




「どうぞ。熱いから気をつけて」


「はい…」




思わず敬語になりつつ、湯気の立つティーカップを持ち上げて、ふー、ふー、と息を吹きかける。

それから紅茶を一口飲むと、「ん!?」と声が漏れた。


美味しい!!

この世界の紅茶ってこんなに美味しくなるの!?




「口に合ったみたいで、よかった」




私の傍で、レオが笑う。

しれっと心を読まれた。


スコーンにも手を伸ばして、ジャムをつけつつかじると、サクッと口の中に香ばしい匂いが広がった。




「んん!もいひー!」


「美味しい?リアに食べてもらうのは初めてだから緊張したんだけど、上手く焼けた自信があるんだ」


「んっ!?これ、レオがつくったの!?」


「うん」




やっぱりこの人、ハイスペックだ。