「そもそも貴方達の名前すら知らないんだけど、人に話しかけるならまずは自己紹介じゃない?そんな常識的なこともできないわけ?」
わざとムカつかせる言葉を選び、だけど舐められないように目線を外さずに淡々と言っていく。
昔もこんなことがあった。
私じゃなくて、りりにだけど。
あの時もこういう風にしたらりりが途中で「ストップ!もういいから!!」と止めてきた。
私はキレて感情に任せるタイプではないけれど。
逆に冷静だから怖いらしい。
「それにさっきのなんだっけ?媚び売る?売ってるのどっち?」
女子達は気まずそうに目線を逸らし、けど負けじと言い返してくる。
「ほんっとそういう鼻につく言い方がムカつく!」
「高嶺の花だかなんだか知らないけど調子乗るなよ!どこに可愛さがあるわけ?皆無じゃん」
ぴくっと身体が反応した。
気にしないけど、傷つかないわけじゃない。
鼻につく言い方、可愛げない。そんなこと、私が1番よく分かってる。
あんまり感情が顔に出ないし、仲の良くない人の前だと喋らないから物静かなんて思われるし。
事実だ、全部。そんなこと、昔から知ってる。直そうとしても直せるものじゃないんだから。
あんた達に言われる筋合いは、ない。
そう、言い返そうとした。
「お待たせ〜」
突然、緊張感もなにもない軽い声が、その場に響いた。
わざとムカつかせる言葉を選び、だけど舐められないように目線を外さずに淡々と言っていく。
昔もこんなことがあった。
私じゃなくて、りりにだけど。
あの時もこういう風にしたらりりが途中で「ストップ!もういいから!!」と止めてきた。
私はキレて感情に任せるタイプではないけれど。
逆に冷静だから怖いらしい。
「それにさっきのなんだっけ?媚び売る?売ってるのどっち?」
女子達は気まずそうに目線を逸らし、けど負けじと言い返してくる。
「ほんっとそういう鼻につく言い方がムカつく!」
「高嶺の花だかなんだか知らないけど調子乗るなよ!どこに可愛さがあるわけ?皆無じゃん」
ぴくっと身体が反応した。
気にしないけど、傷つかないわけじゃない。
鼻につく言い方、可愛げない。そんなこと、私が1番よく分かってる。
あんまり感情が顔に出ないし、仲の良くない人の前だと喋らないから物静かなんて思われるし。
事実だ、全部。そんなこと、昔から知ってる。直そうとしても直せるものじゃないんだから。
あんた達に言われる筋合いは、ない。
そう、言い返そうとした。
「お待たせ〜」
突然、緊張感もなにもない軽い声が、その場に響いた。

