「やった〜また美月と一緒だ!」
ぴょんぴょんと飛び跳ねて、りりが私に抱きついた。
2年生に進級した初日、私はりりと一緒にクラス分けの表を見ていた。
「これで同じクラス14年目!」
「ここまでくると恐ろしいね」
幼稚園から一緒のりりとは、クラスもずっと一緒だった。
だからこそびっくりするし、かえってなんかこわいとも思った。
「これぞりりたちの愛のパワー!」
ふんっと胸を張ってドヤ顔をするりり。
それがなんだか面白くて、少し笑ってしまった。
ゆるふわなボブヘアをハーフアップにしてピンクのリボンで留めているりりは、女の私から見ても守ってあげたくなるような可愛さだ。
華奢で小柄で、くりっとした目がかわいい。
本人は童顔を気にしているけれど、言動も可愛いし、私はたまに羨ましく思ってしまう。
ぴょんぴょんと飛び跳ねて、りりが私に抱きついた。
2年生に進級した初日、私はりりと一緒にクラス分けの表を見ていた。
「これで同じクラス14年目!」
「ここまでくると恐ろしいね」
幼稚園から一緒のりりとは、クラスもずっと一緒だった。
だからこそびっくりするし、かえってなんかこわいとも思った。
「これぞりりたちの愛のパワー!」
ふんっと胸を張ってドヤ顔をするりり。
それがなんだか面白くて、少し笑ってしまった。
ゆるふわなボブヘアをハーフアップにしてピンクのリボンで留めているりりは、女の私から見ても守ってあげたくなるような可愛さだ。
華奢で小柄で、くりっとした目がかわいい。
本人は童顔を気にしているけれど、言動も可愛いし、私はたまに羨ましく思ってしまう。