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そして、再びソフトクリーム屋さんの前まで来たとき、つきさっき見たばかりの背中を見つけた。
うわ……まだこんなところにいたんですか、あなた。
ブランドものの服を違和感なく着こなし、ただそこに立っているだけで周囲の女の子を釘づけにしてしまうような、完璧なイケメンオーラを放っている。
あたしがその後ろ姿にたじろいていると、ハジメもそれに気が付いた。
「俺が代わりに買ってこようか?」
「う……あ……お願いできますか……」
本当はもう1度並んでもいいかなぁと思っていたところだけれども、あたしは大人しくハジメにがま口財布を渡すことにした。
すべてをハジメに託したあたしはイケメン君の視界に入らないように、回れ右をした。
さて、今度こそハジメと一緒にソフトクリームを食べるんだ。
どこに座って食べようかなぁ。
そう思い、いくつか開いている木製のベンチをキョロキョロと見回す。
と、その時だった。
トンッと肩を叩かれた。
「ソフトクリームもう買えたの?」
案外早く買えたんだね!
と、言葉を続けようとしたけれど、振り向いてあたしは黙り込んだ。
はっ……なんで……?
そして、再びソフトクリーム屋さんの前まで来たとき、つきさっき見たばかりの背中を見つけた。
うわ……まだこんなところにいたんですか、あなた。
ブランドものの服を違和感なく着こなし、ただそこに立っているだけで周囲の女の子を釘づけにしてしまうような、完璧なイケメンオーラを放っている。
あたしがその後ろ姿にたじろいていると、ハジメもそれに気が付いた。
「俺が代わりに買ってこようか?」
「う……あ……お願いできますか……」
本当はもう1度並んでもいいかなぁと思っていたところだけれども、あたしは大人しくハジメにがま口財布を渡すことにした。
すべてをハジメに託したあたしはイケメン君の視界に入らないように、回れ右をした。
さて、今度こそハジメと一緒にソフトクリームを食べるんだ。
どこに座って食べようかなぁ。
そう思い、いくつか開いている木製のベンチをキョロキョロと見回す。
と、その時だった。
トンッと肩を叩かれた。
「ソフトクリームもう買えたの?」
案外早く買えたんだね!
と、言葉を続けようとしたけれど、振り向いてあたしは黙り込んだ。
はっ……なんで……?



