双子アイドルは俺様暴走族!

あたしはハジメの肩をポンポンと叩いて笑った。
「ハジメは心配性だね。ほら、次行くよ?」

「カヤ……どうしてわかってくれないんだよ……」
ハジメのそんな悲痛な呟きは、あたしの耳には届かなかったのだった。