晴の言葉にあたしはアングリと口を開き、カーッと顔がほてってくる。
「な、なに言っているのよ!!」

しょ、処女だなんてそんな……!!
でも何も言い返すことができなくて、ただひたすら晴を睨みつける。
「カヤちゃんのその反応、図星かな?」
クスッと笑って圭が言う。

「う、うるさい! 早く着替えてステージに出てってよ!!」
あたしは2人に靴を投げつけて、頬を膨らませたのだった。