晴はそう言い、挑戦状の紙をぽいっと投げ捨てた。
「まぁ、手伝ってもらえるならありがたいしね。でもこれ、内容的に全然挑戦状じゃないよね」

晴の投げた紙を圭が拾い上げてそう言った。
「そんな細かいところ気にしない気にしない。じゃぁ話は決まりね」
こうして、きたる夏休みの予定が決まったのだった。