「好きにしろ」
俺はそう言い、目を閉じた。
【ツインズ】の存在を知らなったカヤだ。

普通の女とはどこか違う。
天然で自分の容姿に無自覚で。

俺は圭が席を立つ音を聞きながら思った。
それなのに……。
期待はずれだ……。