「んー?なぁに」
「……お前もいなくなる?」
ふいにそう呟いてしまった俺。
叶恋は漫画を読む手を止めて俺を見た。
純粋だけど、闇に呑まれてる瞳。
不気味だけどそれがすごく綺麗で。
叶恋に俺の気持ちを話しても伝わるはずがなくて。
だけど励ましてくれて。
「……俺彼氏になってあげよっか?」
気づけばそう口走ってて。
だけどもう、後戻りなんてできない。
本気でこの子を俺の彼女にしたい。
ぎゅっと手を握れば、冗談じゃないことがわかったのか叶恋はほんの少し動揺してて。
あぁ……ほんと、可愛い。
「俺、叶恋が好きなんだよね」
俺から誰かに告白するのは初めてだった。
兄貴に取られるかもとか、もう思わない。
「……お前もいなくなる?」
ふいにそう呟いてしまった俺。
叶恋は漫画を読む手を止めて俺を見た。
純粋だけど、闇に呑まれてる瞳。
不気味だけどそれがすごく綺麗で。
叶恋に俺の気持ちを話しても伝わるはずがなくて。
だけど励ましてくれて。
「……俺彼氏になってあげよっか?」
気づけばそう口走ってて。
だけどもう、後戻りなんてできない。
本気でこの子を俺の彼女にしたい。
ぎゅっと手を握れば、冗談じゃないことがわかったのか叶恋はほんの少し動揺してて。
あぁ……ほんと、可愛い。
「俺、叶恋が好きなんだよね」
俺から誰かに告白するのは初めてだった。
兄貴に取られるかもとか、もう思わない。


