お隣のヤクザに要注意Ⅱ

店員さんを呼んで他の服も買ったお母さん。

私は進藤さんと笑った。

そんなこんなでお買い物は終わって、カフェに移動した。

あまりにもたくさんの荷物だったからか、店員さんが案内してくれたのは広い席。

「そうだ叶恋ちゃん、受け取ってほしい物があるの」

「私に?」

お母さんは優しく微笑むと、カバンから小さな箱を出した。

パカッと開けて見るとパールネックレスで。

綺麗……。

「パールには、災いから守ってくれる意味が含まれているの。他にもたくさん意味はあるけど……母として、叶恋ちゃんに受け取ってほしい」

「お母さん……今、つけてもいい?」

「もちろんよ」

そっとネックレスを取って、自分の首に付けた。

ひんやりと伝わってきて、優しい重みがきた。

「嬉しい……っありがとう、お母さん」

お母さんは嬉しそうに涙目になると、

「改めて……18歳、おめでとう」

そう言ってくれた。

「ありがとう!」

「さっ、男どもは寂しくしてるだろうし、そろそろ帰ってあげましょうか」

気がつけばもう午後16時。

私達はカフェを出て、家へと向かった。