お隣のヤクザに要注意Ⅱ

小さい頃、ケーキを食べたのは覚えてる。

街に出ればクリスマスツリーが飾ってあって。

お店もクリスマスソングばかり流れてて。

「ただいま戻りましたー」

「羅虎!」

任務で戻ってきた羅虎は私を見るなりはにかんだ。

「叶恋ちゃんー聞いてよ俺もう疲れたー」

「重い」

「ひでぇ……」

よいしょっと私の隣に腰掛けた羅虎。

寒いのか、私のマフラー首に巻き始めた。

「なぁ虎〜叶恋ちゃんとクリスマス何すんの?」

「クリスマスはそりゃあ一緒にケーキ食べて……あ!そう俺ツリー買ったんだぜ叶恋ちゃん。一緒に飾り付けよ」