お隣のヤクザに要注意Ⅱ

食べ終えたみんなは羅虎の車に乗って帰っていった。

「よし!片付けしちゃお〜」

本当はみんなも残って片付けしようとしてくれたけど、私洗い物好きだからいいんだ。

何も考えなくて済むから。

それにしても……羅虎って、人を吸い付けるよなぁ。

組のみんなも慕ってるし、葉山さんにも颯さんにも、結局はお父さんまで。

なんだか私の羅虎じゃないみたい。

嬉しいことだからいいんだけど……。

洗い物を終えて、お風呂に浸かった。

「ふぅー……あったかい」

同棲、かぁ。

今まで毎日仏壇に手を合わせてたから、変な感じする。

少しだけ、寂しいような……少しずつ、花園夫婦はもう他人なんだと実感する。

自分の子供って、どんな感じなんだろ。

私、まだ未成年だしわかんないや。

羅虎と結婚したら、いつか子供を産むのかな。