お隣のヤクザに要注意Ⅱ

「羅虎さん!」

「よぉー集也。今日は思いっきり楽しめよ、こんな日は滅多にねぇんだからよ」

「はい!……叶恋、お前見てたらわかるよ。幸せな事くらい」

私と羅虎を見て、微笑んだ集也。

「おーい集也!こっち来て飲もうぜ〜」

「おー!じゃあ俺、呼ばれてるので行きますね」

「おう」

集也は仲間に呼ばれると私と羅虎に頭を下げて行った。

よかった、集也も楽しそう。

てゆーか……。

「羅虎、寄っかかってこないでよ重たい」

「ひでぇ。なぁちょっとふたりになろ?」

え?

私の手を引いて会場を出た羅虎。

「どこ行くの?」

「俺とお前の思い出の場所?」

……まさか。