お隣のヤクザに要注意Ⅱ

叶恋を見れば、少しだけ涙目になっていた。

「あなたは……」

星蓮さんがみほさんを見て、みほさんが口を開いた。

「ここの大家でもあり、美由紀の妹です。みほと申します」

「みほさんは羅虎の命を救ってくれた人でもあって、静流さんと一緒に私のことを育ててくれた人なの」

「そうなのか。ふたりのこと、ありがとうございます」

意外だった。

神楽のボスは、俺と叶恋を見てからみほさんに頭を下げた。

父さんの息子だからか?

叶恋の彼氏だからという理由なら、俺はまだ完全には認められてない気がする。