「叶恋ちゃん、姉夫婦の仏壇……私が引き取るわ」
「え……?」
「ふたりがしたことは決して許されることではない。本来なら叶恋ちゃんとこのふたりは赤の他人だから……妹である私が戻さないとね」
叔母さん……。
「永遠にさよならするわけじゃないわよ。ただ……ふたりの新居に、姉夫婦は行かせるわけにいかないわ。もう叶恋ちゃんの人生を邪魔させたりしない」
「……ありがとう。私も、本当の自分を見つけたなら前を向かないとだね」
羅虎の手をぎゅっと握った。
「みほさん、小さい頃からずっとありがとうございました」
「いいのいいの!私はふたりが元気でいてくれて、前よりも生き生きしてくれて……それだけで充分なのよ」
「え……?」
「ふたりがしたことは決して許されることではない。本来なら叶恋ちゃんとこのふたりは赤の他人だから……妹である私が戻さないとね」
叔母さん……。
「永遠にさよならするわけじゃないわよ。ただ……ふたりの新居に、姉夫婦は行かせるわけにいかないわ。もう叶恋ちゃんの人生を邪魔させたりしない」
「……ありがとう。私も、本当の自分を見つけたなら前を向かないとだね」
羅虎の手をぎゅっと握った。
「みほさん、小さい頃からずっとありがとうございました」
「いいのいいの!私はふたりが元気でいてくれて、前よりも生き生きしてくれて……それだけで充分なのよ」


