「叔母さん!久しぶり!」

「叶恋ちゃん久しぶり!……あら?羅虎くんと一緒なの?」

「お久しぶりです、みほさん」

ペコッと頭を下げた羅虎。

叔母さんは中に入るなり仏壇の前に座った。

「本当に……久しぶりね。叶恋ちゃん、羅虎くん、座ってちょうだい……話があるの」

話……?

羅虎と顔を見合せて、叔母さんの真向かいに座った。

「あ、お茶飲む?叔母さん」

「まずはゆっくり話したいな。それに今日は一緒に夕食を食べるでしょう?」