「同盟を組みませんか?神楽と白銀で」
進藤さんの言葉に、私たちは全員目を見開いた。
「俺はこの提案をボスからされた時、理解が出来なかった。ずっと……何年も敵対していた同士が同盟?いくら利益を考えてもありえないって」
お父さんから提案したの……?
颯さんも驚いている。
「叶恋……いや、本来ならば君はお嬢だな。12年前……君の事を守りきれなかった。両親だと思っていたあのふたりを殺したのは俺だ。俺のことは憎いだろう……ただ君を守れないまま終わってしまった。……本当に申し訳ない」
立ち上がって、私に頭を下げた進藤さん。
っそんな……。
「頭を上げてください!私……ちゃんと分かってます。ふたりがしたことも、あの事件丸々全部……それにこうして、本当の自分を見つけれた。だから進藤さんが私に頭を下げるなんてこと……何一つないです」
……あ、嘘かも。
「でも!羅虎に蹴り入れたのは許せません!羅虎は私のこと守ってくれてただけです!」
「もういいって叶恋……」
「つい癖でな。ボスの補佐でありSPもしていたから手が出てしまった」
進藤さんの言葉に、私たちは全員目を見開いた。
「俺はこの提案をボスからされた時、理解が出来なかった。ずっと……何年も敵対していた同士が同盟?いくら利益を考えてもありえないって」
お父さんから提案したの……?
颯さんも驚いている。
「叶恋……いや、本来ならば君はお嬢だな。12年前……君の事を守りきれなかった。両親だと思っていたあのふたりを殺したのは俺だ。俺のことは憎いだろう……ただ君を守れないまま終わってしまった。……本当に申し訳ない」
立ち上がって、私に頭を下げた進藤さん。
っそんな……。
「頭を上げてください!私……ちゃんと分かってます。ふたりがしたことも、あの事件丸々全部……それにこうして、本当の自分を見つけれた。だから進藤さんが私に頭を下げるなんてこと……何一つないです」
……あ、嘘かも。
「でも!羅虎に蹴り入れたのは許せません!羅虎は私のこと守ってくれてただけです!」
「もういいって叶恋……」
「つい癖でな。ボスの補佐でありSPもしていたから手が出てしまった」


