お隣のヤクザに要注意Ⅱ

相変わらずでかいお家……。

リビングに案内されて、ソファに腰掛けた。

そこにはお父さんもいて。

「叶恋、待っていたぞ」

「お父さん……」

お父さんと呼べば、ほんの少しだけ嬉しそうに微笑んだお父さん。

「……叶恋を傷つけてないだろうな」

「当然です。守ってるの俺なので」

「ふん。ならいい」

ドヤ顔をする羅虎と、少しツンとするお父さん。

このふたり、大丈夫かな……。