お隣のヤクザに要注意Ⅱ

「まぁ……美形ね〜」

羅虎の顔を見て驚いてるお母さん。

「羅虎と言ったな」

「はい」

腕を組んで羅虎に話しかけたお父さん。

っ……何話すんだろ。

「近々、俺と颯と進藤で白銀組に行くと白銀に伝えてくれ」

「わかりました」

「それと……叶恋のことよろしく頼んだぞ」

「っ……もちろんです!めちゃくちゃ溺愛するし俺のすべてをかけて守り抜きます」

羅虎……。

な、なんか恥ずかしいけど……嬉しい。

「それじゃあ叶恋ちゃん、またね」

「またいらっしゃいね叶恋ちゃん」

「気をつけてな」