お隣のヤクザに要注意Ⅱ

お父さんと颯さんを見れば、優しく微笑んでくれて。

また会っていいか、わかんないけど……。

敵になるし私。

だけど……。

「私……もっとお母さんとお父さんと颯さんのこと知りたい」

「叶恋ちゃん……」

「叶恋……」

お母さんの両手をぎゅっと握った私。

「いつ会えるかとかは約束できないけど……私お母さんと色んなご飯作りたいし、お菓子だって買い物にだって行きたい」

「っ叶恋ちゃん……」

「お父さんのことも、もっと知りたい。私が生きてきた17年間のことだってまだ教えてないし……」

きっと、いつかは話さなきゃいけない。