お隣のヤクザに要注意Ⅱ

「手伝います」

「あらっ、もう〜敬語なんて使わなくていいのよ?叶恋ちゃんは私の娘なんだもの」

ぎゅっと私の手を握ったお母さん。

「……あったかい」

「そう?洗い物したから冷たいわよ?」

自分の片手を頬にあてて確認するお母さんは、少し天然なんだなってわかった。

「ふふ、冷たいけど……あったかく感じたの」

「……叶恋ちゃん、またこうして会えるかしら」

え……。

悲しげに笑って私を見つめたお母さん。

「毎日じゃなくてもいいの。ただ、また一緒にご飯作ったり、お話したりしたくて……」

素直に……言うべきなのかな。

でも、私が白銀組だって話したら?

殺し屋だって話したら……お母さん、悲しむよね。