お隣のヤクザに要注意Ⅱ

うっ……なんか恥ずかしい。

「心のどこかでね、あなたに会うのが少し怖かった部分もあるの」

「え……」

「あ、嫌とかじゃないのよ!もちろんずっと叶恋ちゃんに会いたくて、毎日望んでた。会えなくてもいいからせめて、生きていてほしくて……」

お母さん……。

「でも、もし叶恋ちゃんに会えたとして……私をお母さんだと思ってくれなかったらどうしようとか、17年も経ったのに一度も見れてない叶恋ちゃんのこと、すぐ見つけれるのかなとか色々不安で……拒絶されるのが怖かった」

お母さんの手は少し震えてた。

そっ、か……お母さんも、怖かったんだ。

私は……生きるのが怖かった。

ずっと、あなた達を憎んできたのに。

「う……っ、ひっく……っぅ」