お隣のヤクザに要注意Ⅱ

私がそう言うと、お母さんはパァァァっとさらに笑顔になった。

「あら本当!?私ね、叶恋ちゃんと一緒に料理を作るの夢だったの」

「私も……誰かと作ったことないかも」

ジャーっと水で手を洗った。

「何作るんですか?」

「温かいシチューと、ラザニア作ろうと思って」

シチューにラザニア……っ。

「どっちも大好き……」

「嬉しいっ!私ラザニア作るからシチューお願いできるかしら」

「はい」

シチューに使う野菜を用意して、水で洗い流す。

じゃがいもからやろ。

「それにしても、美人さんでびっくりしちゃった」

「え、私……?」

「ええ。産まれた時から少ししかあなたといれなかったけど……すやすや眠る姿も、無邪気に笑う顔もとても可愛くてねぇ」