「ふーっ、走ったな〜」
「はぁっ……はぁっ、煌星お前、足早すぎ」
「はぁ……っ、疲れた」
ドサッとベンチに腰掛けたふたり。
「ふたり、いつもこんなことしてるわけ?」
「たまぁにしかしねぇよ?煌星の気分」
「たまには息抜きも大事じゃん。俺たちは常に見られて堅苦しいからさ」
見上げれば雲ひとつない青空で。
まだ春の風のおかげで汗は引いた。
「……たしかにそうかもな」
「あ!バッタいる!見ろ煌星颯!バッタ!!」
ほら!と手で捕まえて見せてきた虎。
うげ……。
「こ、こっち来んな虎!離れろ!」
「んなの捕まえてくんな!!」
「なんだよふたり、もしかして怖ぇの〜?」
「に、逃げろ颯!」
「はぁっ……はぁっ、煌星お前、足早すぎ」
「はぁ……っ、疲れた」
ドサッとベンチに腰掛けたふたり。
「ふたり、いつもこんなことしてるわけ?」
「たまぁにしかしねぇよ?煌星の気分」
「たまには息抜きも大事じゃん。俺たちは常に見られて堅苦しいからさ」
見上げれば雲ひとつない青空で。
まだ春の風のおかげで汗は引いた。
「……たしかにそうかもな」
「あ!バッタいる!見ろ煌星颯!バッタ!!」
ほら!と手で捕まえて見せてきた虎。
うげ……。
「こ、こっち来んな虎!離れろ!」
「んなの捕まえてくんな!!」
「なんだよふたり、もしかして怖ぇの〜?」
「に、逃げろ颯!」


