虎と鞄を机に置いて、颯の目の前に移動した。
「なぁー今暇?」
「……見ればわかんない?」
嫌そうに顔を上げた颯。
「おー暇ってことで。今から俺と煌星と遊ばね?」
「断る」
「えぇーそう言わずにいいじゃん。な?颯!」
「……颯?」
俺が名前を呼べば、ほんの少し目を見開いた颯。
え、俺なんか変なこと言った?
名前、颯だよな!?
「え、ごめん名前間違ってた!?」
「アホ煌星。神楽颯だろ」
「あ、ごめん……そんな風に名前を呼ばれたの久しぶりだったから」
そんな風に……?
「そんな風にって……どんな風?」
俺バカだからわかんね。
「なぁー今暇?」
「……見ればわかんない?」
嫌そうに顔を上げた颯。
「おー暇ってことで。今から俺と煌星と遊ばね?」
「断る」
「えぇーそう言わずにいいじゃん。な?颯!」
「……颯?」
俺が名前を呼べば、ほんの少し目を見開いた颯。
え、俺なんか変なこと言った?
名前、颯だよな!?
「え、ごめん名前間違ってた!?」
「アホ煌星。神楽颯だろ」
「あ、ごめん……そんな風に名前を呼ばれたの久しぶりだったから」
そんな風に……?
「そんな風にって……どんな風?」
俺バカだからわかんね。


