お隣のヤクザに要注意Ⅱ

そう言った組長。

叶恋をそっとソファに座らせてプランケットをかけた。

「なぁユイ、前にもこんなことがあったって言ったな。どういう意味だ?」

「……静流さん、言っていいかな」

静流さんに確認を取ったユイ。

静流さんはしばらく考えて眉間に皺を寄せた。

なんなんだ……?

「この子のためだ。俺が話そう……ユイ、叶恋を見ていてくれ。組長、シュウ、葉山に虎……ついてきてくれ」

静流さんは立ち上がると部屋を出た。

組長も、シュウさんも煌星も続く。

叶恋……。

「虎、カノのことは私に任せて」

「ユイ……わかった」

俺も立ち上がって部屋を出た。

なぁ叶恋……お前はどれだけのものを抱えて生きてきてるんだ?

俺、少しでも役に立ててんのかな……。