お隣のヤクザに要注意Ⅱ

❆羅虎side❆

眠ってしまった叶恋。

「カノ……前にもこんなことがあったんだよね」

「前にも?」

叶恋を抱き上げて、部屋を出た俺に続いてユイと煌星も出てきた。

前にも……ってどういうことだろ。

泣き疲れた顔をして眠っている叶恋。

泣かせたくなかった。

でも、それ以上にひとりにさせたくなかった。

「叶恋ごめんな……」

こんな小さい身体で……たくさん抱え込ませてる。

組長たちの部屋に戻れば、静流さんがいた。

「っ叶恋!?どうしたんだ……!?」

「静流さん!?なんでここにいんの!?」

「俺が呼んだんだ。これからのことを話そうと思ってな」