お隣のヤクザに要注意Ⅱ

「ふたりでここに行こうとしたら話し声聞こえたから入りづらくて……カノ、行っちゃった」

ユイが見つめる先はもう誰もいない廊下で。

まじかよ……。

「ユイ、今の話は本当だよ」

「煌星……カノの両親はなんで……」

「ユイ、すまないが叶恋が戻ってきてからすべてを話そう。虎、探してこい」

「っはい」

「私も行く!」

「俺も!」

叶恋をひとりにさせたくない。

こんな形で知ってしまうなんて……。