ナンパから助けてくれて、ショッピングに付き合ってくれた集也。
本当に本当に……嬉しかったんだよ。
「顔がいいから遊んでやろうなんて思ったこと一度もない。お前のこと本当に心から好きだった、飽きたことなんて一度もなかった。……あんなの全部嘘なんだ」
「ならなんであの日……」
「兄貴にお前を会わせてしまった日、案の定兄貴は叶恋を狙い始めた。だけど俺、叶恋だけは譲れなくて抵抗したけど……でも兄貴は力づくで手に入れようとした」
あのお兄さんが私のことを?
「お前は恋愛したことないし、もちろん純粋だ。そんな叶恋を穢されたくなくて守りたくて……お前に嫌われるように、キスをした」
グッと拳を握った集也。
「もう二度と会わないように、早く俺の家から出てくように……俺が叶恋を手放すことで兄貴から守れるならそれでいいって思ってた。俺より強い奴に守ってもらえることを願いながら」
集也……。
本当に本当に……嬉しかったんだよ。
「顔がいいから遊んでやろうなんて思ったこと一度もない。お前のこと本当に心から好きだった、飽きたことなんて一度もなかった。……あんなの全部嘘なんだ」
「ならなんであの日……」
「兄貴にお前を会わせてしまった日、案の定兄貴は叶恋を狙い始めた。だけど俺、叶恋だけは譲れなくて抵抗したけど……でも兄貴は力づくで手に入れようとした」
あのお兄さんが私のことを?
「お前は恋愛したことないし、もちろん純粋だ。そんな叶恋を穢されたくなくて守りたくて……お前に嫌われるように、キスをした」
グッと拳を握った集也。
「もう二度と会わないように、早く俺の家から出てくように……俺が叶恋を手放すことで兄貴から守れるならそれでいいって思ってた。俺より強い奴に守ってもらえることを願いながら」
集也……。


