❆煌星side❆
遡ること8年前……俺と虎が颯と出会ったのは中学の入学式だった。
「ねぇ、あのふたりかっこよくない?」
「ほんとだ!彼女とかいるのかな?」
当時から顔立ちが整ってた俺と虎はもちろん周りから好意の視線を浴びることが多くて。
虎はまだ女に興味が無く俺にしか心を開いてなかった。
「虎は人気だねぇ」
「お前もだろ。つーか、うるせ」
あくびをしながらそう言った虎。
そんな虎と俺を見てか、クラス……いや、学校のほとんどの男はみんな妬んでた。
「でもさぁ、あの人もかっこよくない?」
「ね!本読んでる姿ミステリアスっぽい……」
そんな声が聞こえて女の子たちの視線を追えば、ひとり静かに読者をする男がいた。
……綺麗な顔立ちだな。
遡ること8年前……俺と虎が颯と出会ったのは中学の入学式だった。
「ねぇ、あのふたりかっこよくない?」
「ほんとだ!彼女とかいるのかな?」
当時から顔立ちが整ってた俺と虎はもちろん周りから好意の視線を浴びることが多くて。
虎はまだ女に興味が無く俺にしか心を開いてなかった。
「虎は人気だねぇ」
「お前もだろ。つーか、うるせ」
あくびをしながらそう言った虎。
そんな虎と俺を見てか、クラス……いや、学校のほとんどの男はみんな妬んでた。
「でもさぁ、あの人もかっこよくない?」
「ね!本読んでる姿ミステリアスっぽい……」
そんな声が聞こえて女の子たちの視線を追えば、ひとり静かに読者をする男がいた。
……綺麗な顔立ちだな。