お隣のヤクザに要注意Ⅱ

「っ……わかったよ」

それから俺は拓真にすべてを話した。

誰にも話さなかった俺の過去。

拓真は静かに話を聞いていた。

「そ、っか……そういうことだったんだ」

「あの時の俺は、あれしか守り方を知らなくて。……今さら残るのはあの子を傷つけてしまった後悔と自分への怒りだけ」

けど、今さら後悔したって遅いんだ。

その後も叶恋の高校に行ったけど、まともに会話なんて当たり前にできなくて。

さらにはヤクザまで現れて。

今さら後悔したって遅い。遅いんだ。なにもかも。

だけど……ヤクザがいいものじゃないのはなんとなくわかる。

叶恋のこと、守る資格なんて俺にはないけど今度こそ守りたい。

なぁ神様……俺、どうしたらいいんだ?

もう……わからねぇよ。