たしかに実子か養女かの違いはあれど、扱いとしては伯爵家の娘には違いない。エルにとっては、まったく魅力的に思えない提案だが。
「弔慰金を受け取っていただろう。それはどう言い訳をする? 辞退するという手もあるはずなんだがな」
続けるロドリゴはあきれ顔。
そして、弔慰金まで受け取っていたのだ。もしかしたら、領地にはエルのお墓があるのかもしれない。
あったとしても、エルがそこにお参りすることはない。自分のお墓参りに行くというのは、なんとも複雑な心境になってしまう。
「王妃陛下の覚えめでたいエルを放り出したことを今さら惜しいと思っているのか? エルを取り戻したあとどうするつもりだ? また、監禁するのか?」
「監禁など! もちろん、我が家の娘として大事に育てる! 愛する娘を返してくれ!」
とんでもないというように、エスパテーラ伯爵は首を横に振る。彼は、エルに手を差し伸べた。
「弔慰金を受け取っていただろう。それはどう言い訳をする? 辞退するという手もあるはずなんだがな」
続けるロドリゴはあきれ顔。
そして、弔慰金まで受け取っていたのだ。もしかしたら、領地にはエルのお墓があるのかもしれない。
あったとしても、エルがそこにお参りすることはない。自分のお墓参りに行くというのは、なんとも複雑な心境になってしまう。
「王妃陛下の覚えめでたいエルを放り出したことを今さら惜しいと思っているのか? エルを取り戻したあとどうするつもりだ? また、監禁するのか?」
「監禁など! もちろん、我が家の娘として大事に育てる! 愛する娘を返してくれ!」
とんでもないというように、エスパテーラ伯爵は首を横に振る。彼は、エルに手を差し伸べた。


