「兄上。あまり側にいたら駄目ですよ。寝かせてあげないと――ハロンももう行こう」
それから、二番目だと思われる少年が、エルレインの顔を覗き込んでいた少年を引き離す。
一番年齢が下の少年は、エルレインの方にひらひらと手を振った。三人が静かに出ていくと、そっと扉が閉ざされる。
(頭が痛いな……)
たぶん、発熱しているのだろう。熱いし、関節が痛くて、起き上がる気にもなれない。
額に載せられているタオルがひんやりしているのが心地いい。
「……あちゅい」
額のタオルがぬるくなって気持ち悪い。ぽいと払い落したら、誰かがそれを取り上げた。再び額に載せられた時には、水で濡らしてくれたのかひんやりとしている。
今が昼なのか夜なのか、ここがどこなのかわからないまま日が過ぎていく。とろとろと眠り、時々目を覚ます。
それから、二番目だと思われる少年が、エルレインの顔を覗き込んでいた少年を引き離す。
一番年齢が下の少年は、エルレインの方にひらひらと手を振った。三人が静かに出ていくと、そっと扉が閉ざされる。
(頭が痛いな……)
たぶん、発熱しているのだろう。熱いし、関節が痛くて、起き上がる気にもなれない。
額に載せられているタオルがひんやりしているのが心地いい。
「……あちゅい」
額のタオルがぬるくなって気持ち悪い。ぽいと払い落したら、誰かがそれを取り上げた。再び額に載せられた時には、水で濡らしてくれたのかひんやりとしている。
今が昼なのか夜なのか、ここがどこなのかわからないまま日が過ぎていく。とろとろと眠り、時々目を覚ます。


