暗いところに押し込められ、存在すら認めてもらえなかった今回の人生では、家族という存在さえ知らなかった。
辺境伯家の人達と出会うことができて、幸せなのだと改めて強く実感する。
「お昼ご飯はねえ、おいしいお店を予約しておいたのよ! さあ、行くわよ」
お腹が空いたな、と思い始めた頃、ロザリアがエルの手を引いた。市場見学で時間をくうとわかっていたようで、店はもう決めていたみたいだ。
市場から通りを二本、離れたところにある小さな店に入る。店は小さくとも、高級店のようだ。店内はすべて個室。分厚い扉に阻まれ、個室内の音が外に漏れることはない。
六人がテーブルにつくと、すぐに料理が運ばれてきた。スープ、前菜、それからメインの料理。
「エルのご飯もおいしいけれど、たまには外で食べるのも悪くないでしょう?」
「はい、お母様!」
辺境伯家の人達と出会うことができて、幸せなのだと改めて強く実感する。
「お昼ご飯はねえ、おいしいお店を予約しておいたのよ! さあ、行くわよ」
お腹が空いたな、と思い始めた頃、ロザリアがエルの手を引いた。市場見学で時間をくうとわかっていたようで、店はもう決めていたみたいだ。
市場から通りを二本、離れたところにある小さな店に入る。店は小さくとも、高級店のようだ。店内はすべて個室。分厚い扉に阻まれ、個室内の音が外に漏れることはない。
六人がテーブルにつくと、すぐに料理が運ばれてきた。スープ、前菜、それからメインの料理。
「エルのご飯もおいしいけれど、たまには外で食べるのも悪くないでしょう?」
「はい、お母様!」


